業務一覧

オフィス環境整備

清掃

ソニーの本社ビル、ソニーシティ大崎、厚木テクノロジーセンター、ソニーシティみなとみらいの社員食堂や廊下、階段、トイレ、外周などの清掃を担当しています。ビルクリーニング技能士によるプロフェッショナル指導とジョブコーチ資格保持者によるサポートのもと、担当者一人ひとりのスキルや業務内容に合わせたに道具・治具などを製作し使用しています。またビルクリーニング技能は特性あるメンバーも資格を取得し、専門家集団として更なる成長、向上を目指しています。

リユース・リサイクル

厚木テクノロジーセンターでは、使用済みになったノートPCを分解・分別することで、鉄、非鉄金属(銅・アルミ)などを有価物として廃棄物処理コストの削減に貢献しています。
また、不要になったファイルや文房具を集約し、きれいにし再活用できるように管理しています。

事務サポート

メール

設立当初より行っている業務のひとつ。外部から届く郵便物および社内便などを各階の部署お届けすること、またそれらを回収し、台車で運搬。時間厳守と確実性を求められる業務です。

印刷・書類管理・窓口業務など

ソニーグループ内で行われる技術・ビジネス研修テキストの印刷と製本、名刺の作成、経理伝票の並べ替え、電子帳簿保存法の運用サポート、契約書など書類のPDF化、備品の貸出や拾得物管理など入居者向けへの総務対応窓口、休職・退職・復職者向けへの書類発行・送付などの人事関連業務、市場データ調査/収集による商品企画・開発サポートや人事研修外部ウェブサイトの運営代行など、PCを活用するもの含め業務内容は多岐に亘り、単一多数から個別多数へのサービス提供で難易度が高い業務へと広がっています。

IT/映像

最新鋭の商品、サービスに搭載されるAIの学習用データを生成する「画像アノテーション」、プレイステーションのゲームソフトの発売前品質チェックを行う「ゲームQA」、web版アンケートやテストの制作をサポートする「web関連業務」など、IT/映像ツールを駆使し、精度の高い成果物を生み出すことでソニーグループの事業に貢献しています。

働く社員紹介

ゲームQA(品質評価)担当社員

2022年3月入社
発達障がい


①ソニー希望・光へ入社するきっかけは?
ゲームが好きで、ソニーにとても好感を持っていました。また画像アノテーションやゲームQA業務に強く興味があったので

②主な業務内容を教えて下さい
週に1日を画像アノテーション、週に4日ゲームQAをしています。私は1日中同じ業務をしていますが、希望すれば午前と午後で別の業務を行うこともできます

③どんな時にやりがいを感じますか?
画像アノテーションでは自分たちの納品したものがどのように生かされているかを聞いた時、ゲームQAではバグを発見した時です

④オフィス環境、職場の雰囲気、人間関係はどうですか?
とても良いです。非常に朗らかでのびのび働けています。ゲームQAのメンバーとは特に、たわいもない話や好きなゲームの話などができて楽しいです

⑤ご自身の個性をどう活かしていますか?
過集中を活かして黙々と作業を進めたり、操作の難しいバグを見つけたりしています


画像アノテーション担当社員

2022年12月入社
自閉スペクトラム症(広汎性発達障がい)


①ソニー希望・光へ入社するきっかけは?
専門学校でパソコン・ITのスキルを学んでおり、また自分も写真撮影・編集が趣味で、好きなことと仕事内容がマッチしていると感じ、転職を決めました

②主な業務内容を教えて下さい
ミラーレス一眼カメラに搭載されるAIを活用した機能の学習データの作成を行っており、主に動物の画像を扱っています。被写体の全身を四角形で囲い、フラグと呼ばれるデータを付与します

③どんな時にやりがいを感じますか?
1日にたくさんのデータを作成し、依頼元である事業部から「たくさん作業していただいて助かっています」とお褒めの言葉をいただいた時です

④オフィス環境、職場の雰囲気、人間関係はどうですか?
趣味が違っても、誰とでもたくさんお話しすることができます。人間関係はいたって良好です。業務を覚えるため、先輩社員に作業手順を繰り返し確認することもできています

⑤ご自身の個性をどう活かしていますか?
抜け漏れ防止を徹底したいので、画像アノテーション作業中、指差し確認をしています。こうすることで、画像内でどの被写体の作業をしているのか、わかりやすくなります。自分自身で改善を日々考えており、それを職場の仲間にも共有しています

サポート体制

採用~安定就労に向けた定着支援

長い期間に亘って安定的に働きたい、やりがいのある仕事に就きたいという思いは、障がいの有無に関係なく誰もが持っている希望です。
ソニー希望・光では、はたらく障がい者の「就労意欲」を最大限に引き出して、長期安定就労に繋がるサポートとして、就職活動から入社後の会社生活、日常の社会生活の中での不安や困りごと、将来のキャリア相談などを第三者の視点でサポートしてくれる「障がい者就労支援機関」を交えた、三位一体でのサポート体制での定着支援を推奨しています。

ソニー希望・光は、個性や能力を活かした業務のアサイン、サポーターによる技術指導や業務改善、産業医との連携と支援を行います。障がい者就労支援機関(就労移行・定着支援)は、就労支援を本人とソニー希望・光との間で、生活支援を本人と保護者の間で支援します。保護者・寮関係者は、社会で自立に向けた支援(生活・就労サポート)を行います。ソニー希望・光は、就労移行支援機関と保護者・寮関係者との三位一体で本人の就労意欲を最大限に引き出します。

会社生活における自立のための4つの支援

就労意欲のある障がい者の「自立」を、会社生活を通じて支援するのが、会社創立時からの普遍的なミッションですが、その自立を支援するのが「サポーター」です。
サポーターは、それぞれの社員自らが考えて業務を完遂できるよう、社員とのコミュニケーション(直接対話)を通じて、「動機付け」「育成」「コミュニケーション」「業務」の『4つの支援』を行い、はたらく障がい者の自立を支援しています。

動機づけ支援とは社員自身の役割認識、成長、社会性。コミュニケーション支援とは情報伝達、発信・集約、統制。育成支援とはマルチスキル化、リーダー育成。業務支援とは業務創出、働く「場」の確保、改善・工夫。この『4つの支援』を行い、はたらく障がい者の自立を支援しています。

《支援の柱》

①社員自らが考えて業務を完遂できる状態を目標として、コミュニケーション(直接対話)を 通じてハード・ソフト両面での配慮を行います
②行き詰った際には、適切な「アドバイス」を行います。

《自立支援のめざす姿》

障がい者だからという特権なしの厳しさで、健丈者の仕事よりも優れたものを

人材育成

自立を促す人材育成

「はたらく意欲の醸成と実務を通じて成長し、自立を目指す」ことを目的として、入社後の定期的な各種集合研修などに加えて、実際の仕事の経験(OJT = On the Job Training)に力を注いでいます。
コアとなる最初の仕事を『しっかりと真面目にやり遂げる』ことから始め、徐々に色々な仕事を経験しながら仕事の幅を広げていきます。
次のステップでは、覚えた仕事を、他のメンバーにも教えるスキルを身に付け、さらに次のステップでは、キャリアを積んできた仕事と障がいに関する専門性も身に付け、一人ひとりが次へのキャリアアップを目指します。
キャリアアップに、障がいの有無は関係ありません。実際の仕事の経験から仕事の幅を広げ、そこで得た「自信」を元に「自立」することで、誰でもキャリアアップは可能です。
そのチャンスを活かせるよう、サポーターは、「4つ支援」で一人ひとりのキャリアアップを、しっかりと支援していきます。

「コア」となるひとつの仕事をしっかり覚える。次に仕事の幅を広げる(仕事を経験)さらに仕事を教える力を身に付ける(教えることも経験)その後、専門性を身に付ける(専門性を学ぶ)。

DE&I推進

ソニー希望・光はダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進します。
 <ソニーダイバーシティステートメント>
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/diversity/concept/


女性活躍推進に関する行動計画

ソニー希望・光株式会社は、ソニーグループの一員としてチャレンジを続けながら、社員一人ひとりの個性や成長する意欲を尊重し、個々の能力を最大限に発揮できる企業風土を醸成しています。

本行動計画では、女性社員の活躍推進に焦点を当て、継続的な取り組みとして以下の施策を実行致します。


◎計画期間:

2022年4月1日~2027年3月31日の5年間

◎数値目標:

2027年度末の女性管理職比率を20%以上とする

◎内容:

取組施策(1)女性を含む、社員の働きやすさ・働きがい・活躍を支援する職場環境を整備する
実施時期:2022年度~
・ フレキシブルワーク制度の導入により、育児・介護などと仕事の両立がしやすい環境を整備・啓発する
・ ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの啓発イベントへの経営層含む社員全員の積極的参加を促し、働きやすいカルチャーを構築する

取組施策(2)女性社員のより一層の活躍を促すため、女性社員の育成を継続的に注力する
実施時期:2022年度~
・ 女性を含むリーダー候補者の計画的な育成を実施する
・ 性別に関係なく「役割」に応じたグレード/処遇制度の適切な運用を継続する
・ 社員向けキャリア座談会、イベント等に参画し、社員が自身のキャリアを考えるきっかけを提供する

取組施策(3)社内の女性社員比率を高めるため、採用活動に注力する
実施時期:2022年度~
・ 性別に関係なく、最適な人材を確保するため、応募者数を増やすための取り組みに注力する
・ 採用者の男女比率が偏らないよう定期的に検証を行う

◎現況:

管理職に占める女性の比率(役員除く):11% (2023年3月31日現在)
女性社員比率            :33% (2023年3月31日現在)
採用に占める女性の割合       :43%(2022年度)

LGBTQ+に関する取り組み

ソニー希望・光では、LGBTQ+の社員が、自分らしく、安心して働ける職場づくりを国や地域の実情に合わせて推進しています。日本では、同性パートナーがいる社員やトランスジェンダー社員に対し、人事制度に加えて、制度の運用面でも配慮しています。
また、全ての社員が学ぶ必須研修で、SOGIに関する知識を提供しています。LGBTQ+アライによる支援活動にも取り組んでいます。
※ Sexual Orientation(性的指向)、Gender Identity(性自認)の略語

具体的には以下のような取り組みを行っています。

•同性パートナーがいる社員に対して、異性間事実婚と同様の対応

◦社員の同性パートナーの慶弔時の対応
◦同性パートナーと同居している社員の転勤時の対応 など

•トランスジェンダーの社員に対して、合理的な配慮を実施

◦通称名の使用
◦多目的トイレの設置
◦ユニホームの統一 など

•研修による社員への啓発活動

◦新入社員研修、新任マネジメント研修、全社員研修でSOGIの知識を提供
◦役割に応じたLGBTQ+基礎研修の提供 など

•アライネットワークを運用

◦メールマガジンを通じて、アライの社員にLGBTQ+に関する社内外の最新情報を提供
◦LGBTQ+に関するイベントの企画・運営への参加機会提供 など
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