お知らせ一覧へ

障害者雇用企業支援協会(SACEC)の会員企業33社がソニー希望・光のオフィスを訪問

2025年1月28日、一般社団法人 障害者雇用企業支援協会(以下SACEC)の会員企業33社33名と同協会メンバー3名が、ソニーシティ(本社)にあるソニー希望・光(以下SKH)のオフィスを訪問しました。SKHが取り組むソニーグループ向けのさまざまな事業を見学したのち、SKHマネジメントとの意見交換が行われました。

■SACEC、及びSACEC障害者雇用企業見学会とは

SACECは、障がい者が自らの労働により自立する環境が作られることがわが国の社会にとって望ましい状態であるとの考えにもとづき、その最も有効な手段である雇用の領域において、広く産業界に意識の浸透を求めるともに、障がい者の人権の尊重に立ってその力量を事業に受け入れ、業績への貢献に対する質・量両面の処遇等を備えた雇用を進めようとする企業に対し、企業間の互助推進など民間の立場から支援をすることを目的とし、2010年に設立されました。会員企業数は237社を数え(2025年3月1日現在)、ソニーグループの特例子会社であるSKHとソニー・太陽も会員企業です。
この目的に対する活動の一つであるSACEC障がい者雇用企業見学会は、障がい者の働く現場を訪問し、障がい者雇用に対する各社の取り組み(職域の拡大、業務管理、職場での工夫・改善など)を学ぶ機会として開催されており、第29回の訪問見学先としてSKHが選ばれました。全国各地の特例子会社33社から33名がご来社されました。

■SKH会社説明

品川本社会議室で、SACEC専務理事石崎雅人様、およびSKH代表取締役社長大羽ルミの挨拶を実施したのち、SKHの会社説明を行いました。参加者した方からは、ソニーグループの創業者の一人である井深大が語った、「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健丈者※の仕事よりも優れたものを、という信念を持って」という想いをSKHが実践している姿に感銘を受けたとの感想をいただきました。

※障がいがなく「丈夫」な人はいるが、「常に」健康な人はいないという、井深大の考え方を踏まえて表記したもの。

SACEC専務理事 石崎雅人様のご挨拶時の画像

     <SACEC専務理事 石崎雅人様>

SKH代表取締役社長 大羽ルミのご挨拶時の画像

     <SKH代表取締役社長 大羽ルミ>

SKH会社説明時の様子の画像

 <SKH会社説明時の様子>



■職場見学(業務説明)

総務カウンター業務、清掃・環境整備業務、社員証発券業務、画像アノテーション業務の4つを担当スタッフが説明するかたちで、ご見学いただきました。
総務カウンター業務では、ソニー社員からのさまざまな問い合わせに対し、即時臨機応変な対応を行っていること、清掃・環境整備業務では社員が快適に仕事に取り組めるようにというプロフェッショナルな意識にもとづいて朝早くから清掃を行っていることや、点字を含む社員の名刺を作成していること、社員証発券業務では社員が毎日身につけるIDを丁寧かつスピーディに発券していること、画像アノテーション業務ではソニーの製品やサービスに直結する地道で緻密な業務を行っていることをご理解いただきました。多くの質問もいただき、説明を担当したスタッフにとっても自らの仕事に対する誇りと自信を再認識できる機会となりました。

総務カウンター業務説明時の画像

     <総務カウンター業務説明>

画像アノテーション業務説明時の画像

     <画像アノテーション業務説明>



■意見交換

職場見学のあと、活発な意見交換が行われました。参加した方の声をいくつかご紹介いたします。
・仕事に対する愛着や責任感を感じイキイキと業務当たる姿と、それを醸成している職場の雰囲気に感銘を受けた。
・業務のマルチ化と自立に向けた取り組み、また、業務拡大に向けた積極的な取組みと工夫からヒントを得た。
・ソニーのトップマネジメントが必ずSKHを見学し、障がい者雇用を理解する姿勢を羨ましく思う。


ソニー希望・光は、他社と協力しながら障がい者雇用の質向上に取り組み、多様な個性を生かし、信頼される存在としてすべてのひとの心を豊かにしていきます。

お知らせ一覧へ

このページの先頭へ