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東京都立港特別支援学校パートナーシップ実習を実施しました

東京都立港特別支援学校2年生18名をソニー本社に迎え、「パートナーシップ実習(企業体験実習)」を実施しました。

■ 東京都立港特別支援学校「パートナーシップ実習(企業体験実習)」
   <開催日:2022年3月4日>

授業の開始の様子

<授業の開始の様子>

事務作業では、ソニーグループ内に配布する印刷物の「封入作業」と、「宛名ラベルシール貼り」を体験してもらいました。封入作業では、指示された枚数のパンフレットの封入、書類の順番・向き・枚数等、最後の点検まで単独で完結してもらいました。また、宛名ラベルシール貼りでは、指示された箇所に曲がらないよう丁寧な作業が求められました。

封入作業の様子の画像

<封入作業の様子>

宛名ラベルシール貼りの様子の画像

<宛名ラベルシール貼りの様子>

清掃作業では、清掃業務の心得のレクチャーの後、一人ひとり、会議室を受け持ち、机上拭き、ホワイトボード拭き、アクリルパネル拭き、椅子の整頓作業を体験しました。

清掃業務の様子の画像

<清掃業務の様子>

~生徒からの感想~
今回のパートナーシップ実習で、事務と清掃を経験しました。封入作業では、お客さまに迷惑がかからないように間違っていないか確認すること、清掃では、社員の皆様に安全できれいな会議室を使ってもらえるよう拭き残しがないか確認すること、また、将来、社会で働くためには、周りの人と協力すること、報連相をすること、失敗をおそれないことも必要だと気づくことができました。

<最後に>
2021年度の東京都立港特別支援学校とのパートナーシップ実習は、今回で3回目となり、前2回の参加者は高校1年生、今回は来年就職へ向けて始動する高校2年生でした。実習は、事務と清掃で業種が異なっていても、仕事上で最も重要なこと、また社会人として働くことは何かについて、実際の作業体験を通してご自身で感じてもらうことを目的に企画しました。
ソニー希望・光の社員と同様の作業手順で進めていただき、スピードだけではなく、資料を丁寧に扱うこと、作業後の点検、確認の重要さを学んでいただきました。学校での清掃の拭き方の手順と、今回の体験の手順が異なっていることから、「企業に就職時、学校で学習したことと違う手順になることがある」ことも体験していただけました。二つの作業ともに、「取引先、お客さまへの提供物」であることを実感していただいたのではないでしょうか。
各実習は1時間を予定していましたが、作業スピードが早く、想定時間より早く作業を終えたケースもありました。自分が早く終わった場合は、他人の作業を手伝うケースもあり、請け負った作業を一人ではなくチーム全体で、指定された枚数・指定された時間内に品質よく完了させなければいけないことも説明に加えることにより、会社とはチームであり、報連相、コミュニケーションも大切であることもお伝えすることができました。
今回の実習を通して、ソニー希望・光の社員も生徒の皆さまが社会人となる際の心構えへの一歩のお手伝いと地域との連携、社会貢献活動を体験することができました。コロナ禍にかかわらず、感染予防対策を徹底し、予定通り3回全て無事終了することができました。港特別支援学校の皆さまのご協力に感謝いたします。

以上



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