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オフィス環境整備「エコキャップ回収業務」
~累計36万個を回収~

 ソニー希望・光では、ソニー株式会社 総務センターからの委託を受けて、ソニー本社などにおいて、エコキャップの回収業務を行っています。この度、エコキャップの回収が累計36万個に達しました。
 本記事では、エコキャップの回収業務に関する現場での創意工夫についてご紹介します。

 エコキャップ回収業務とは、ソニー本社ビルのオフィス内に設置してある飲料水ペットボトルのごみ箱の隣にキャップ(プラスチック製)を廃棄する専用の小さい箱を用意し、そこに分別して捨てられたキャップを、清掃業務の一環として回収しているものです。
 いくつ回収されたかを把握するため、オフィスのフロア毎に分けて集計を行い、集計結果をパソコンでグラフに置き換えたレポート形式にまとめあげ、委託元に随時報告しています。その後、回収されたすべてのキャップは、提携するリサイクル事業者に供与し、環境保全活動に寄与しています。

エコキャップ回収専用の手提げバックの画像

エコキャップ回収専用の手提げバック

 現場では、ソニー希望・光の社員による様々な創意工夫が行われています。

 回収したエコキャップをフロア毎に集計するときに、一つ一つ手作業で数えていきますが、障がいの特性上数えることが不得意な社員もいます。そこで社員が、「数えやすくなる物を作りたい」と考えて、キャップを並べれば一目で数がわかる補助ツールを製作しました。このツールを使うことで集計作業に慣れていき、今ではほとんどの社員がこのツールを使わなくても集計作業ができています。

集計の補助ツールの画像

集計の補助ツール

 また、最初のころは、フロア毎の集計が終わった後小さな紙に書き留めていましたが、間違えて書いてしまうこともあり、そのうえ誰がどこを担当したのかがわかりにくい状態となっていました。そこで社員から、「大きなホワイトボードを用意してそこに記入してもらい、あらかじめ担当割りを決めて、集計が終わったら数字と自分の名前を書いてもらうのはどうか」と提案がありました。
 この提案を採用したことで、どのフロアを誰が集計しているか、お互いの作業進捗が見てわかるようになりました。また、間違えて数字を書いてしまっても、それに気付いた他の社員が書き直してあげるなどして、お互いに助け合って作業をしています。

集計作業の画像1

集計作業を行い、結果をホワイトボードに記入

集計作業の画像2

【現場社員からの声】
・「夏場になるとエコキャップの数が増え、ピークでは1フロア300個にもなります。清掃業務をしながら回収することは大変ですが、慎重に作業を進めています」
・「エコキャップの集計後、ホワイトボードに数字を記入する瞬間は達成感があります」
・「36万個という数字は、ソニー社員の分別のご協力があってこそ実現できたものです。環境に配慮していただき感謝しています」
・「作業するうえで困ったことがあるときは、社員同士で意見を出しあい、改善に繋げることを大切にしています」

 当社は今後もこうした障がいの特性に応じた業務上の創意工夫を尊重していくと共に、継続してオフィスの環境整備ならびに環境保全活動に貢献していきます。

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