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「『NYSNO-100』とスマホアプリ『Callsign』」のトライアルモニターを実施

 ソニー希望・光は、ソニーシティビル内での清掃業務において、ソニーの「Sony Startup Acceleration Program(ソニー・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム/SSAP)」のオーディションを通過し事業化に向けて準備を進めているウェアラブルコミュニケーションギア「NYSNO-100」のトライアルモニターに協力しました。

■ ウェアラブルコミュニケーションギア「NYSNO-100」とは、

 耳に装着するだけで、スマートフォンなどを介さずに2者間通信距離最長約500mの範囲で3人同時会話ができる「グループトーク」機能を搭載した製品です。また、スマートフォンアプリ「Callsign」と組み合わせることで、会話できる人数・距離を無制限に拡張できます。

 ・公式サイト:https://first-flight.sony.com/pj/nysno

■ 「「NYSNO-100」とスマホアプリ「Callsign」」説明会(3月10日)

 「NYSNO-100」とスマートフォンにインストールしたアプリケーション「Callsign」の使用方法について開発者から説明を受けました。実際に耳に装着してボタンの位置や音量を自分自身で確認、また、「Callsign」を触り、使い勝手や「NYSNO-100」との連携などの確認をし、スタッフからもさまざまな質問があげられました。

NYSNO-100の開発者から使用方法について説明する画像1

NYSNO-100の開発者から使用方法について説明する画像2

NYSNO-100の開発者から説明を受け実際の作業

説明を受け実際に作業している画像

■ トライアルモニター実施 (期間:3月11日 – 3月24日)


 約2週間、「NYSNO-100」のトライアルモニターを実施しました。清掃担当のサポーターが離れた場所からスタッフへ作業を指示、スタッフが「NYSNO-100」を使って報告、相談することも可能になりました。
 また、「グループトーク」機能を使えば、現場で困っているスタッフとサポーターの会話を他のスタッフも同時に聞くことができ、迅速に作業を執り行えることができ、業務効率性の向上が見受けられました。

サポーターが離れた場所からスタッフの状況を確認している画像

サポーターが離れた場所からスタッフの状況の確認

スタッフが「NYSNO-100」でサポーターと会話しながら食堂の清掃業務を行う画像

スタッフが「NYSNO-100」でサポーターと会話しながら清掃作業

スタッフが「NYSNO-100」でサポーターと会話しながら応接の清掃業務を行う画像

 「NYSNO-100」トライアルモニターのなかで、スタッフからは、以下のような感想があがっています。

・初期設定が簡単、「NYSNO-100」を装着している状態で困ったときにすぐに話ができ業務がやりやすかった。
・遠い距離でも声がハッキリ聞こえ、小さい声でもしっかり拾ってくれた。
など。

また、ボタンやアプリ操作に関する改善要望や、会話のメモができる機能があればよい等の積極的な提案もありました。

■ スタッフからの感想をうけた開発者達のコメントでは、

 「『NYSNO-100』は主にスポーツシーンでの活用を想定して企画・開発してきましたが、今回のような業務用途での利用価値を実証できたことは、新たなビジネスプランを描く上で非常に役立ちました。また、実際の現場からの声として改善・追加機能のご要望をモニタリングできたことは、将来を見据えた開発計画に大変参考になると思います。」とありました。


今後も当社は、ソニーグループの一員として、ソニーグループの商品開発に積極的に協力・連携していきます。


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